さがみ湖カタクリの郷

2010年3月 1日 相模湖観光協会 |

21世紀の聖地 さがみ湖カタクリの郷
 
寸沢嵐と書いて「すわらし」と読む。相模湖の字名である。
道志川が相模川に合流する西側一帯で、4000年前の石器時代遺跡(国指定)があることで知られている。この寸沢嵐に、もう一つ昔のままにひっそりと残されて、心ある人々に大切にされて来たものが眠っていた。
それはカタクリの群生地である。 その手つかずの群落を21世紀の始めに公開するという朗報に接して、見学に出かけた。 JR中央線の相模湖駅から神奈中バスの三ケ木行きに乗って15分、寸沢嵐のバス停で降り、道標に従って住宅地をぬけ、畑の中に行くと阿津川南岸の雑木林にでる。
「さがみ湖カタクリの郷」の看板とベンチの先は谷底までの急斜面、そこが一面ピンクの花で埋まっていたのである。坂道の両側ばかりか、道の中にまではみ出して咲き乱れ踏まれはしないかと心配なほど。 雑木林の木漏れ日を浴びて咲き競うカタクリの花には、今まで人の日に触れずにいたという初々さ、可憐なほどの美しきがある。 この花苑の特長の一つは、斜面の下を阿津川の清流が流れていることだろう。雑木林と可憐な花、清流の組み合わせは、昔ながらの典型的な山里の風景に違いない。 私は坂を下り、流れの歌に耳を傾けながら春の妖精たちに見惚れていた。ここには失われつつある日本の原風景があると思う。 いつまでも手垢のつかない自然こそ21世紀の聖地になるにちがいない。 今のまま、ずっと残してくれますように、私は木漏れ日や花の一片ずつに祈りを託しながらカタクリの海を登っていった。  

山岳写真家  三宅 修

 
※写真をクリックすると拡大します。

自然の貴さと感動を  
カタクリはユリ科の野草(多年草)で、早春の雑木林などに紅紫色の花を咲かせます。一輪の花は7日から10日間位咲き続け、やがて花を散らし、その種子が地面に落ちてから花が咲くまでに、なんと8年から9年もの長い歳月を必要とするのです。
「さがみ湖カタクリの郷」は、石器時代の遺跡もある寸沢嵐の地で、先人達が大切に守り育ててきた貴重なカタクリの群生地で、阿津川のほとりの広さ2800平方メートルの林の中に約80年から100年前からの自生のカタクリ10万株が群生しています。
2枚の葉の間から茎を伸ばし、その先にうつ向きかげんに花咲く姿はとても可憐で、思わず心ひかれてしまう程です。そんなカタクリに花言葉の「初恋」は正にピッタリですね。
自然と共生する新世紀がスタートした今、あなたも春の妖精たちと一緒に体いっぱい春の陽を浴びてみませんか。
 

開園時間・料金・アクセス

所在地
神奈川県相模原市緑区寸沢嵐763
開園期間
3月下旬から4月上旬 ※開花状況等により変更することがあります
開園時間
午前10時から午後5時 ※雨天休園
料金
入園料:300円 駐車料:200円
※障害児(者)、小学生以下無料
※団体割引 15名以上 270円
※国道412号線から臨時駐車場までの道幅が狭いため、乗用車以外の進入不可
交通
JR中央線相模湖駅下車バス乗り場1番より三ケ木行きバスに乗り約15分「寸沢嵐」バス停で下車徒歩3分(案内看板あり)
中央道相模湖ICより国道20号及び国道412号経由で20分

案内図
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注意事項
  • 見学コースの道幅が狭いので、カメラの三脚等のご使用はご遠慮下さい。
  • 園内通路は急斜面となっているため、安全上車いすでのご入園はできませんのでご了承ください。
  • ペット同伴はご遠慮ください。